12月8日は、プラセンタのセミナーに出席をしてきました。
「アンチエイジング医療におけるプラセンタ療法の実際」というセミナー。
講師は、日比野 佐和子 先生。
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Rサイエンスクリニック広尾 院長 医学博士 内科、皮膚科、眼科医
アンチエイジングドクター (日本抗加齢医学会 専門医)
大阪大学医学部大学院医学系研究科卒業・博士課程修了
同志社大学アンチエイジングリサーチセンター講師
森ノ宮医療大学保健医療学部准教授
ルイ・パスツール医学 研究センター基礎研究部アンチエイジング医科学研究室室長 を経て、平成25年より現職。
専門分野は欧米のアンチエイジング医学に加え、中医学、 プラセンタ療法、
ホルモン療法、植物療法(フィトテラピー)、 アフェレーシス療法など多岐にわたる。
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日比野先生は、プラセンタ研究の第一人者として知られています。
逸早くプラセンタの効果に着目され、基礎および臨床研究 にも長年携われてらっしゃいます。
プラセンタの様々な効果と医療機関における実践方法をご紹介いただくセミナーでした。
<セミナー内容>
・プラセンタの基礎
・効果と症例
・臨床応用
参加者の方々は、お医者様が多く、内容も医学の知識があってはじめてわかるようなセミナーでした。
しかし、日比野先生が取り組んでこられた、プラセンタに関しての症例、その効果などは難しいながらも方向性はおぼろげながら理解でき、プラセンタという成分が様々な医療の現場で活用されていることと、プラセンタの持つ可能性の大きさを伺い知ることができました。
胎盤(プラセンタ)から有効成分を抽出したのがプラセンタエキスです。
プラセンタエキスには、アミノ酸、活性ペプチド、ビタミンミネラル、酵素、核酸、といった様々な生理活性物質が含まれます。他にも、肝成長因子、神経成長因子、といった生理作用の強い各種因子の存在も確認されているとのこと。
先生の表現で、プラセンタはミックスジュースのように、様々な成分の集合体であると。
医療の現場では、肝炎、肝機能不全、アトピー性皮膚炎、神経痛、リウマチ、アンチエイジング、自己免疫疾患、アレルギー性疾患、婦人科系、美容目的(美白、肌のたるみ、小じわ)など、多岐にわたり使用されているとのこと。
症例の話は、点滴、注射によるプラセンタの投与の話が多かったのですが、経口投与(サプリメント)も実施されていて、実際に先生もサプリメントは飲まれているとのこと。
先生は、長年プラセンタを実際にご自身も使用されているせいか、非常に見た目が若々しい。
プラセンタの効果をまさに実証されている、と思わずにはいられませんでした。
プラセンタというのは、サプリメントでもいろいろな商品が発売されていて、過去にも何社となく話を聞いたことがありますが、実際のところは、どのような評価をされている成分なのかが、いまひとつわかりませんでした。
今回のセミナーで、医療の現場で、多方面で実際に活用されている注目の成分であるということを知ることができました。※もちろん医療の現場で利用されているのは、医薬品のプラセンタであり、市販のサプリメントではありません。
1時間半の講演を聞いた後には、個人的にもプラセンタエキスの可能性に大きな関心が湧いてきました。やはり、医学研究者の方の話は、リアリティが違います。
先生は、アンチエイジングドクターですから、加齢の話もされました。
興味深かったのは、老化の進行のスピードを決める要因として、遺伝因子と環境因子があって、
じつは遺伝因子の影響は、30~40%であると。
60~70%は、環境因子の影響が大きいとのこと。
この環境因子とは、紫外線、喫煙、不規則な食生活、ストレス・・・を指します。
これらを改善することで、老化の進行を遅くする(?)ことができるということですね。
食生活(栄養)、適度な運動、こころ、これらが大切であるということでです。
いつまでも若々しくいるためにも。
そのためにも、正しい情報を知る必要がありますね。
食生活(栄養)に関しては、特に。