いろいろなプラセンタサプリメントの商品を見ていると、感じる素朴な疑問です。
プラセンタの他に、様々な原料が配合されている場合です。
プラセンタエキス、コラーゲン、ビタミンC等など・・・。
プラセンタだけでも、期待感あふれる原料なのに、他にも美容に良さそうな原料が、あれもこれも・・・。「素晴らしい!」と思う人は多いだろうと思います。
美容系のサプリメントは、期待感を持って飲むものですから、期待感を持たせてくれる処方を考えるのは、素晴らしいことと思います。
しかし、ここで素朴な疑問です。
プラセンタのカプセルは、例えばハードカプセルの場合、一般的に200mg~400mgというのが用量です。
プラセンタサプリですから、ここにはまずプラセンタが処方されます。
この量は、130mg~200mgのものが多いと思われます。(馬の場合です)
すると、残りの容量は、70~270mgの間ですね。
実際は、400mgのハードカプセルはあまり見たことがないので(大きいと飲みにくい)、もう少し少ないですが。
さて、ここにコラーゲンを配合します。
すると、物理的に70~270mg入れることができますね。
さらに、ビタミンCを配合したとします。
すると、70~270mgをコラーゲンとビタミンCで分けることになります。
さらに、また別の原料を配合したとすると、3つで容量を分けることになりますね。
3等分したとして、23mg~90mgの量がそれぞれ入るわけです。
さて、こだわり商品研究所でご紹介しているコラーゲンのサプリメントですが、1回に飲んでいただく量が2500mgです。
ビタミンCもご紹介していますが、1回に飲んでいただく量は、2000mgです。
ここで、この量を比較して見ると、果たして必要十分量を配合することができるのだろうか?、という素朴な疑問が生まれます。
サプリメントは、カプセルの容量がありますから、入れることができる容量は決まっています。
その中に、必要十分な量が配合できるのであれば、いろいろな原料を配合するのは良いことのように思います。
ちなみに、この場合の必要十分量は、コラーゲンやビタミンCの1日の必要量のことではありません。配合して意味のある量のことを言っています。
そういう視点で、商品を見ると、また違った見方ができると思います。
個人的な見解としては、もっともコストがかからず、最大量プラセンタを摂取することができるのは、プラセンタオンリーの処方であると思っています。
別の原料を配合して、コストがかかるのであれば、その分プラセンタの配合量を増やした方が良いのでは・・・、という意味です。プラセンタサプリメントを飲むのですからね。