ヤマト運輸のメール便終了ですが、その替わりとなるクロネコDM便の内容が発表されました。
クロネコDM便
http://www.kuronekoyamato.co.jp/kuronekodmbin/index.html
内容を読んでみると、メール便で通販の荷物を送るということを完全に排除した内容となっています。
メール便がつくられた際には、メール便で荷物を送るということ自体が想定されていなかっただろうと思います。
今回のメール便廃止、新サービス開始でそれを明確にしたということだと思います。
今回のメール便の廃止は、信書の問題と共に、メール便で商品を送ることに対する問題を改善したいというヤマト運輸の意図があったと考えています。
クロネコDM便というネーミングも、基本的にDMを送ることを目的として、荷物を送るものではないという意思表示だと思います。
荷物を送る際の納品書は、信書に位置付けられるようですね。
その意味でも、納品書を同梱する以上、DM便を使用することはできないということです。
メール便での荷物配送にはいろいろと問題点がありました。
荷物が途中紛失する可能性がある。
荷物が破損する可能性もある。
到着したかどうか厳密には確認できない。
紛失したとしても補償されない。
荷物が届くまでの期間が読めない。
何よりも荷物を送るためのものではない。(厚さが2cmまでですし)
等々です。
一部モールを中心に、メール便が当たり前に使われていたように思いますが、メール便での荷物配送には問題を感じていました。
だから、こだわり商品研究所では、メール便は利用していませんでした。
今回、荷物を送るものでは無いということが、明文化されたことになります。
こだわり商品研究所では、メール便を使っていないため直接は関係ないのですが、そのうち何らかの影響がでてくるかもしれません。
長い目で見ると、良い影響だと思っているのですが。