今日、朝のテレビをみていたらインフルエンザ対策にラクトフェリンという成分が効果的と紹介されていました。
ラクトフェリンと言えば、10年以上前に確か免疫ミルクという商品が話題になっていてその成分がラクトフェリンだったような記憶があります。
その後、あまり目にすることがなかったので、調べてみます。
まずは、ウイキペディアで調べてみます。
わかりやすい部分を引用します。
●ラクトフェリン(別名:ラクトトランスフェリン)は、母乳・涙・汗・唾液などの外分泌液中に含まれる鉄結合性の糖タンパク質である。
●ラクトフェリンは、強力な抗菌活性を持つことが知られている。
●また、ラクトフェリンは消化管細胞の表面に結合することで、ノロウイルスやロタウイルスの細胞への感染を防ぎ、発症した場合でも症状を緩和する報告がある。
●ラクトフェリンは生体内で過剰になった遊離の鉄イオンを取り除くことで、ヒドロキシラジカルの産生を抑制すると考えられる。
●ナチュラルキラー細胞(NK細胞)の細胞障害作用や,マクロファージの貪食作用はラクトフェリンにより活性化される。
●臨床試験の結果、ラクトフェリンの投与により体重の減少と腹部内臓脂肪の減少が確認されている。
●乳・チーズなどの食品に含まれるタンパク質であり、ラットおよびヒトにウシラクトフェリンを繰り返し経口投与した安全性試験においても、ラクトフェリンの重い副作用は報告されていない。
●脱脂乳やチーズホエーからラクトフェリンを工業的に精製する技術はすでに確立しており、粉ミルク、ヨーグルト、ペットフードに添加されるほか、サプリメントとして市販されている。
うーん、じつに興味深い成分ですね。
サプリメントを探してみると、それほど多くの商品は出ていないようですね。
大手のメーカーの製品がいくつかあります。
しかし、どうもダイエット目的の表現で紹介されているようです。
ダイエット目的にすることで売りやすいからですかね。
サプリメントは、成分名が認知されないと売れませんので、ダイエットになってしまうのでしょうかね。
でも、ダイエット製品として認識されると、誤ったイメージが付きそうな気もします。
熱と酸に弱いらしいので、サプリメントの処方が重要のようですね。
乳製品ですので、アレルギーの注意も必要ですね。
これから認知が進んでいくと、とくに注目の素材になりそうですね。
こだわり商品研究所でも、情報収集をしていきたいと思います。