サラブレッドのプラセンタとは

プラセンタ研究室

■ サラブレッドプラセンタが人気

現在、馬のプラセンタが人気です。
その中でも人気なのがサラブレッドのプラセンタ
では、サラブレッドのプラセンタとは、どんなプラセンタなのでしょうか。

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■ 「究極の生物」と呼ばれるサラブレッド

サラブレッドは、「究極の生物」と呼ばれる存在です。

1頭数百万から数億円の価格が付くような特別な存在です。
速く走るために、何百年も交配合を繰り返してきました。
より速く走るために、身体を鍛え抜いている特別なアスリートです。
サラブレッドは種付けに1000万かかることもあるようです。

 

アスリートですから、もちろん食事は非常に重要です。
食事代が月に数十万円かかることもあるそうです。
サラブレッドを育てている牧場の方は、その牧場に生えている牧草に含まれる栄養素まで把握しているそうです。リンが多いとか、鉄分が多いとか。
サプリメントも摂取しています。
人間よりも栄養を採っていると聞くと、なるほどと思います。

 

トレーサビリティーも完璧です。
24時間体制で管理されています。
牧場には、専門の獣医もいます。
何といってもサラブレッドですから。

 

何世紀も、優秀な遺伝子を受け継ぎ、トレーニングを繰り返し、万全の栄養補給をして、医師による管理も徹底されている。
人間に置き換えて考えてみても、いかに素晴らしいかがわかりますね。

 

■ サラブレッドの牧場の中心は、北海道日高地方

サラブレッドですが、日本ではサラブレッドを育てる牧場は北海道に集中しています。
その中でも日高地方に多くの牧場が存在します。
日高地方には、600程度の牧場が存在すると聞いたことがあります。

日本におけるサラブレッドの頭数は、約7000頭。

夢見るプラセンタ

■ サラブレッドのプラセンタ

サラブレッドの出産シーズンは、1~5月です。
外気は、-10~20°と非常に寒い時期です。
ですから、胎盤が悪くなる確率が低いのです。

サラブレッドのプラセンタの大きさは、約7~8キロ。
ちなみに人間の胎盤は、約700gです。

馬の妊娠期間は、11か月ですから、1年に1頭生まれる計算ですね。
人間に似ています。

出産時の管理体制も、サラブレッドの場合は、24時間体制です。
ですから、生まれたらすぐに胎盤を回収することができるのです。

さらには、サラブレッドのプラセンタの原料メーカーによっては、各牧場に専用の冷凍庫を設置し、胎盤をすぐに凍らせて鮮度を保つ、ということをしています。

 

■ サラブレッドプラセンタに関しての予備知識

じつは、以前はサラブレッドの胎盤はいわゆる産業廃棄物でした。
お金を払って廃棄しなければいけなかったのです。

現在は、プラセンタの原料として利用できるようになったため、牧場にとっても喜ばしい状況になっていると思われます。

サラブレッドは、当然食用ではありません。

ですから、サラブレッドプラセンタは、通常の生命活動の中で、出産の際の後産の胎盤を使っています。これが、豚のプラセンタや、食肉用の馬のプラセンタとの違いです。

さて、このサラブレッドプラセンタ原料ですが、じつは原料メーカーというのは限られます。
わたしが知っている限り、3~4社程度です。
この事実を知ることは、非常に重要です。
プラセンタ商品は、非常に数は多いですが、じつは原料は同じ、ということもあるのです。